AndroidとATOKを利用すると、sshとrdpがものすごく使いやすくなります。ほんとです。

事の発端

外出先でどうにか仮想Windowsをいじくりたいと思っていました。
できれば、まるで手元でWindowsが動いているかのような操作感で。
VAIO Type Pみたいな小さくて電池がもつWindowsパソコンが作れるんじゃないかと思うんですが、なかなか出てこないです。
需要がないんですね。しょうがないので、Androidタブレットでどうにかします。

Android VDIに必要な要件

ただAndroidタブレットを利用するだけじゃ、VDIとは呼べません。
ハードウェアキーボードでの文字入力がしっかりできればおそらく問題なく運用できると思います。
その要件は、僕が探した中ではATOKのみが満たせるものでした。

他のIMEじゃダメな理由

普段使いではGoogle日本語入力を使っていました。
その中でわざわざATOKを利用することにしたのには、あるひとつの利点があったからです。
それは、英字入力が入力後即確定されるという点です。

多くのIMEでは、英字入力の際も日本語入力と同様に変換候補が現れます。
変換を確定するためには、キーボードのエンターを押す必要がありますね。
SSHクライアントを例に取りましょう。
“ls”を入力し、出力を得るためには
“ls”入力 → エンターで確定 → エンターで入力確定 というプロセスを踏みます。つまり、1コマンドでエンターを2回押す必要があるのです。
これは普通の運用はできないです。

ATOKを使うと

ATOKは、ハードウェアキーボードを利用した場合、英字は予測変換候補が出ません。
普通のPCのキーボードと同様に入力することができます。
SSHの使い勝手も通常のターミナルとほぼ同様のものとなります
RDPもWindowsを扱うようにキーボードを利用することができます
まさに最強です。

まとめ

Androidでシンクライアントが実現できそうだということがわかりました。
これなら、Windowsはkvm上で動作させ、Androidスティックで操作するといった机の上がきれいな環境ができあがり、ほくほくです。
スタバでスタイリッシュにsshが叩けそうです。やったね!

ATOK、是非買いましょう。僕は試用期間があと15日間あるのであとで買います。