SoftEther VPNが好きで色んな所で使っているんですが、先日、Hyper-Vの上で動かした際にエラーが出て困ったので、その解決法をまとめました。
SoftEther VPNって?
SoftEther VPN はオープンソースの、無償で、複数プラットフォームおよび複数 VPN プロトコル対応の VPN ソフトウェアであり、筑波大学大学院システム情報工学研究科 産学間連携推進室 における研究プロジェクトとして開発されています。
要は、すごく簡単にVPNが作れちゃいますよっていうソフトです。
作者が大学一年生のときに1.0を作ったっていうもんですから、天才はいるんですね。
困ったこと
こいつをWindwos Server 2008 R2のHyper-Vで動かしたところ、以下のエラーが発生。
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エラーメッセージに合わせて、「SecureNAT」という解決法も教えてくれているので、とても親切ですね。
しかし、LAN上にはDHCPサーバがあるはずなのに、おかしいなあ、、と思っていました。
ふと、以下の記述があったことを思い出しました。
それは、SoftEther内に作成される仮想HUBとEthernetアダプタをつなぐ「ローカルブリッジ」という機能の説明で
注 1. ローカルブリッジ機能を使用するためにはプロミスキャスモードを有効にする必要があります
というもの。
どうやら、Hyper-Vの仮想NICはデフォルトでプロミスキャスモードに対応していないようで。
設定を変更します。
設定変更
- 仮想マシンをシャットダウンする
- 設定を開く
- ネットワークアダプタを「レガシ ネットワークアダプター」に変更する
- 「MACアドレスのスプーフィングを有効にする」にチェックを入れる
Hyper-Vでは、プロミスキャスモードを「MACアドレスのスプーフィング」というらしいですね。
これで、無事にDHCPからアドレスがもらえました。めでたしめでたし。